HENSIL

2010年1月24日日曜日

食の基本5原則

原則1.砂糖と脂肪を一緒にとらない。
ダイエットをする上で注意しなければならないことは、「砂糖と脂肪」の食べ合わせです。砂糖を摂るとインシュリン分泌が活発となり、その結果、脂肪が分解されずに体に蓄積されやすくなります。ですから、バタートーストにジャム、ポテトチップスにジュース、ステーキやソテーといった油っこい食事の後にケーキなどといった組み合わせは、あなたの体内に脂肪をどんどん増やしてしまうので注意しましょう。必要以上に太りたくないのであれば、食後の甘いものはできるだけ控え、そしてソフトドリンクで食べ物を流し込むような食べ方をしないこと。たとえ、その食事の総カロリー量が低くても、"食べ合わせ"によってはカロリーの高い太りやすい食事と何ら変わりのないものになってしまうからです。


原則2.焼く、蒸す、煮るなどの調理法を工夫する。
"揚げる"、"炒める"などの油を使う調理法はなるべく避けるようにして、"焼く"、"蒸す"、"煮る"といった調理法に切り替えることが大事です。なかでも、ダイエットに最もおすすめな調理法が"蒸す"料理です。"煮る"のと違って"蒸す"料理は、素材そのもののうまみを損ないませんし、そのため味付けも薄味ですみます。一般に濃い味付けは、ついつい食事が進んでしまいがちです。薄味にすることは、健康維持のためばかりだけでなく、ダイエットをするうえでも重要なことなのです。

原則3.食事の比重は"朝2:昼3:夕1"の割合で。
ダイエット中でも、食事は1日3食きちんと食べることが大切ですが、その割合は"朝2:昼3:夕1"が理想的です。
朝食は、体のエンジンをかけるためにとても重要なものです。朝食を抜いてしまうと、体温がなかなか上がりませんし、血のめぐりもなかなかよくならないので、その結果、脳細胞の働きが鈍くなってしまいます。タンパク質は、体温を高める効果がありますので、朝食のメニューに"温泉卵"などを加えるとよいでしょう。
昼食は、1日のうちで最もたくさんのエネルギーを摂る必要がありますので、バランスのよい食事をしっかり摂りましょう。だからといって、極端にカロリーの高いカツ丼や天ぷらなどは避け、和定食や具のたっぷりは入っためん類などを摂るよう心がけましょう。
1日の最後の夕食は、他よりも軽めにしましょう。夜眠っている間に、最も活発に脂肪が合成、蓄積されますので、"脂肪"を極力避けたメニューにしましょう。タンパク質や野菜を中心にしたメニューがおすすめです(牛肉ならばヒレ肉やモモ肉、鶏肉ならばささみ)。


原則4.夕食後の運動を習慣づける。
夕食後の運動は、なぜダイエットに効果的なのでしょうか。
第一の理由は、運動すれば体に取り入れたばかりのエネルギーをすぐに消費することができるからです(ただし、運動で消費できるエネルギーはわずかなものです)。
第二の理由は、食後の運動はインシュリンの分泌を抑制する効果があるからです。インシュリンの分泌が抑制されれば、血液中に流れている脂肪の量が抑えられますので、その結果、睡眠中に蓄積される脂肪の量が減らすことができるのです。
また食後すぐの運動は胃腸に負担をかけるため、少なくとも夕食後30分あけてから、運動するようにしましょう。"軽い散歩"でもかまいませんので、今日から早速始めましょう。


原則5.主食はやっぱりご飯。
主食には、ご飯、パン、めん類などさまざまありますが、いずれも主成分は炭水化物です。でも、"粉"であるパンやめん類と"粒"であるご飯とでは大きな違いがあります。それは"粒(ご飯)"より"粉(パン、めん類)"のほうがインシュリンの分泌を刺激するからです。インシュリンの分泌が活発になると、脂肪の蓄積が促されますので、ダイエットの主食には断然ご飯がおすすめです。
またご飯は、調理に油を使わない焼き魚や煮物、おひたしといったおかずととても相性がいいのも大きな利点です(パンやスパゲッティなどは、バターやオイルドレッシングなどをあわせて使うため、知らず知らずのうちに脂肪を多く摂取しがちです)。さらに腹持ちの面から見ても、ご飯はパンやめん類にくらべてエネルギー補給がゆるやかですので、満腹感が長続きします。まさにご飯は、ダイエットにピッタリの主食といえます。



少しずつでもいいですから、以上のような食事法を取り入れてみてください。私たちにとって"食事"は毎日のことですので、必ず効果があらわれるはずです。
おまたせしました。今度は「体質診断」であなたの体質を診断して、あなた自身にあった食事法を提案していきます。

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